ボイス鍼灸・ヴォーチェは、解剖学と東洋医学を土台とした鍼灸スペースあんじゅによる声のための鍼灸治療。
自身の合唱・歌唱の経験もあわせ、声を使う役者、歌手の方々のサポートをしています。
喉のトラブル・悩みを解消し、あなたの声を取り戻していきましょう。
院長 市川 淑宥子(ようこ)
11月の予約状況をお知らせします。
11月20日水曜日 19時◎
11月27日水曜日 17時◎ 19時◎
11月28日木曜日 15時◎
11月30日土曜日 18時◎
11月17日
喉の不調をかかえて2か月も治りきらなかったMさん、無事本番を終えることができたとのご連絡をもらいました。
本当に良かったです。
今回はMさんの症例と術後の感想をご紹介します。
音楽活動をされているYさん、現在の状況で、配信による活動を頑張っているそうです。スタジオや会場とは環境が違うため、カラダへの負担が増えていたのが大変だったそうです。休診明けに来院、施術が終わった後に一声いただきました
『音楽配信をしていると、どうしても首や肩が詰まってきてしまって…前にここに来た後、すごく調子がよくてすごくそれが良かったんです』
と話してくださいました。
Yさんの『良かった』には、他にこんなことも含まれていました。
『以前からこういう施術には通ってたけれど、そことはちがって、調子がいいのが結構もつんです』
効果の持続、これには理由があります。ボイス鍼灸は、喉の調子を戻す局所的な治療に加えて、東洋医学の全身治療が土台にあるので、『調子いい』が続くのです。これは音楽活動事態に全力を注ぎたい方にはとっても大事なポイントです。
その後『また来ていいですか』の声をいただきましたので、お帰りの前に施術のスパンについてお話しました。
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上気道炎の直後…3~4日毎の施術で炎症を取り除くことが大切
喉のつまりに炎症が関わっているケース…
声がれが続いてるケース…
一週間後に再度施術をしてその後の様子を診ながら施術計画をたてる
現在炎症や声がれなどの状態にはないけれど、仕事が続くと声のトーンが落ちてくるケース…
定期的に声を使っていて(レッスン、教え、舞台、放送、ライブなど)声の調子を整えておきたいケース…
だいたい1ヶ月に一度メンテナンスで、声のトーンを整えていく
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Yさんのケースは、炎症や声がれはありませんでした。
なので、パターン③の一ヶ月に一度のメンテナンスがおすすめです。
ボイス鍼灸では、クライアントさんの状況、スケジュールに合わせて、施術プランをお話しています。
声の調子に不安がある方は、ご相談くださいね。
診療日・時間
月・火・木・土
11:00 ~ 13:00 / 14:00 ~ 21:00
水曜日
15:00 ~ 21:00
最終受付 19:00
休診 金曜日・日曜・祝日
不定期のお休みについては、その都度お知らせを確認ください。
電話受付 (11:00~21:00)
※休診日の電話予約は受け付けておりません。メールフォームからお問い合わせください。
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最寄り駅
JR・大江戸線代々木駅 徒歩7分
住所
東京都渋谷区代々木2-23-1
ニューステートメナー572号
なぜ起きる声のトラブル
声帯炎や喉のつまり、かすれ声などの声のトラブルは風邪がきっかけでなるとも言える程、声のトラブルと風邪は密接なつながりがあります。
けれど、風邪を引いた全ての人が声のトラブルを抱えるかというとそうではないですよね。
ではなぜ声のトラブルが起きるのでしょうか?
実はボイス鍼灸を受けた方々から導き出された【声のトラブルへの方程式】があるのです。
声のトラブルへの方程式
{声のつかいすぎ+栄養不足+睡眠不足}+風邪+{休養不足+声のつかいすぎ}=声のトラブル
歌手、俳優・声優、アナウンサー、ナレーター、MC、など声の専門家の皆さんのスケジュールは、朝9時から18時過ぎまでと言うある程度固定された時間内で仕事をするということはほとんどないですよね。
リハーサルの時間は仕事によってまちまち、ラジオの収録でスタジオに一日中つめている、公演直前になればリハーサルの回数や量も増えていきます。そのような時期はどうしても生活が不規則になりがち。
忙しいからついつい簡単なもので食事を終わらす、いろいろやらなくてはいけないことがあって寝るの深夜3時を過ぎてしまう…これがつづくとカラダの免疫力は低下していくのです。
そういう時に限って、何時もより沢山声をつかわなくてはならない状況が起きたりしませんか。。。
それ以外に、とても乾燥している場所で仕事をしていたなど、免疫力が下がっている時にカラダへの声への負担が増えることが重なることがありますね。
皆さんも経験あると思いますが、いろんな事が重なってオーバーワークの時に風邪をひいたりする…なんで今この時期なの…と。
声が出にくくなった前後のお話をよ~く伺っていくと、ほとんどの方で左の式{声のつかいすぎ+栄養不足+睡眠不足}があてはまっています。
一般的に考えると風邪なんだから休めばいい、となりますが、声のお仕事をしていると簡単には休めない、そういう状況がありますね。自分の代わりは他にはいませんからね。
しかもそういう時に限って本番前や大きなリハーサル前だったりする。抗生物質やビタミン剤などの処方薬を飲んでいても、元のカラダの免疫力が下がっている上に休めている訳ではないので、その効果は減少してしまいます。
この状況は、休めない上に又声をつかわざる得ない、右の式に{休養不足+声のつかいすぎ}にあたります。
そして、頑張りすぎた直後、後ちょっとで区切りがつくかなぁ、というところで突然声が出なくなる状況が発生するのです。このような状況は、声の仕事をしている人だけでなく、企業の社長さん、部長職にある人、営業職や接客業についている方にも起きる場合が少なくありません。
このような状況も多くは処方薬で回復するのですが、この《声のトラブルへの方程式》にはまってしまった後、どうしても声が元に戻らないケースがあるのです。
なぜ声のトーンや量が戻らないのか?
そこにはこの3つが潜んでいるからなのです。
声帯の腫れ・炎症による声がれ
=声帯炎(病名)
声帯の筋肉の疲れによる喉のつまり
=声がれ(症状名)
声帯自体の変性による声のぶれ
=声帯結節・ポリープ(病名)
風邪の後の声の不調ならば免疫力の回復と共に治っていきますが、この3つとなるとそれ以外の治療がポイントです。特にポリープができてしまった声帯をそのままにしておくと、本来の声に戻ることはとても難しくなります。
これらの症状を回復させるのに大切なポイント、それが、声帯周辺の炎症やポリープなど、局所をターゲットにした治療とカラダの免疫力をアップさせる全身治療のセットなのです。
これが、疲れた声帯とカラダを確実に回復に導いていきます。