どのようにおこなっているのですか?
初診でお越しいただく場合は、問診票のご記入からはじまります。
全体の内容は以下のように進みます。
*皆様のつらい症状をうかがう=問診
*脈を診て、皮膚や肌の状態を確認、つらいところを拝見する=四診
*ツボや経絡、局所に鍼と灸を施術する=刺鍼・施灸
*最後に脈を診て、全身の状態を把握する=検脈
時間は、来院されてからお帰りになるまで、約90をみています。
一回ごと、お話をしっかり伺い、現在の状態をしっかり把握してから始めます。初めての方は特にですが、症状や状態について、解剖学的、生理学的、東洋医学的なお話をしながら進めています。
そのため時間がかかります。
鍼は痛いのでしょうか?
鍼というと痛い、というイメージをお持ちになる方もいらっしゃいますが
ACUCARE Angeの鍼灸を受けた方は、「驚くほど痛くない」とびっくりされる方がほとんどです。
又、現代のステンレス和鍼は、大変精度が高く、メーカー側が痛みを最小限にする工夫をしています。
ACUCARE Angeでも、最大の効果を引き出し、痛みを最小限に抑えることを念頭に、以下のように施術しています。
○違和感を減らせる金属鍼管を使用しています
○和鍼のなかでも、とても柔らかいディスポーザル鍼を使用しています
○ひとり一人の体調・体質・患部の状態により使用する鍼を決めています
通常のキュア・ケア・コンディショニングで使用する鍼 0.16mm
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体調や体質に対応して使用する鍼 0.14mm
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特に凝りの深い腰や臀部に使用することがある鍼 0.18mm
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お顔や足首など細いところに使用する鍼 顔専用鍼0.14mm
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※急性症状などについては、刺激のつよい寫法を用いる場合もあります。これは痛んでいる組織を早く回復させる効果が大変高いものです。
お灸は熱いのでしょうか?
現代のお灸もバラエティがあります。
台座の上にのっているお灸がその例です。
ACUCARE Angeでは、台座灸以外にもぐさをつかった施灸も行います。
やけどにならないように、漢方の紫雲膏をぬっておこなっています。
輻射熱だけでなく、皮膚の中に浸透する熱、又皮膚面の炎症を取りのぞく熱など、実はお灸がもたらす最大の効果は、その熱によるものです。
施灸に際しては、細心の注意を払って行っています。
※ケロイド体質の型はお知らせください。
鍼で跡が残ることはないのでしょうか?
刺鍼する深さとても浅く、平均1mm~2mm程度です。
施術においては更に細心の注意をはらっております。
まれに皮下出血をおこすことがありますが、
これは感作による皮膚の反応のひとつで、害のあるものではありません。
2,3日~10日ほどで薄くなって吸収されていきますのでご安心ください。
お飲みになっている薬によって生じやすい場合もありますので、
常備薬がある方は事前に問診票にご記入をお願いいたします。
どのくらい通う必要があるの?
○風邪や炎症がある場合は、早期回復を目指します。
○ケア、コンディショニングについては、レッスン、リハーサルのスケジュールを考慮し、目指す舞台にあわせたプランをお伝えしています。
○婦人科系疾患、内臓疾患もあわせたケアの場合も同様、カラダを調え、踊りと健康な日常生活を両立させていくプランをお話しています。
一例をあげると
上気道炎の後遺症が長引いている場合、2~3回ほどでステージに向かえます。
体質改善を加えたコンディショニングの場合、最初週1回のペースで半年から1年で、カラダ全体がぐっと柔らかくなり、声を出しやすくなっていきます。
いずれも、初診の際、問診・触診などで現在のカラダの状態を把握し、治療orメンテナンスのプランをお話ししています。再診時には、ケガの治り具合や今後の見通しなどをお話しています。