ボイス鍼灸ボーチェから、西日本新聞に掲載された記事をご紹介します。
日本全国、新型コロナウイルスによる感染症が広がり、不安を抱えてしまいやすくなっていますね。そんな中、【鼻呼吸】を見直す、という記事が西日本新聞に載っていました。
リンクはこちらです。
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/591045/
『岡山大学病院スペシャルニーズ歯科センターの診療講師、岡崎好秀さん(67)が提案するのが、従来のインフルエンザウイルス対策に準じた、口と鼻を健やかな状態に保つこと』とあります。
歯磨き、うがい、他、舌の洗浄や鼻うがいなど、口腔内の衛生を保つことは、声の仕事に関わっている方々は常におこなっていると思います。でもちょっと忘れがちなのが、【鼻呼吸】かもしれません。
というのも、声の鍼灸治療【ボーチェ】にいらっしゃる方に少なからず、喉・声帯を使って声を出してしまい、結果声が出にくくなってしまった方がいらしゃったからです。
実は院長自身も昨年12月上咽頭炎にかかった際、知らず識らずに口呼吸になっていたことを痛感させられた体験があります。線毛がたくさんある鼻で呼吸することは、ウイルスを予防するだけでなく、喉を緊張させず声帯に負担をかけずに声を出すポイントでもあります。
こちらの記事では、あいうべ体操を提唱していますが、
あんじゅのおすすめは、鼻つまみ呼吸
です。
方法は簡単!
片方の親指と人差し指で鼻をつまんで、しっかり息を吸うこと
コツは、鼻をつまむ圧です。
ギュッとつまんでしまうとそれこそ息ができませんし、軽くつまむだけでは圧がかかってないので、口呼吸になりやすい。8分目くらいのつまみ加減で、お腹だけでなく背中にも息が入る状態がベスト!
努力して大きく呼吸する力は年齢とともに少しずつ衰えてきてしまいます。口呼吸のほうが楽なので鼻呼吸ができていないのになかなか気づけなかったりもします。
こんな時期だからこそ、鼻呼吸、見直してみましょう!