冬から春にかけては、気候も安定しないので、喉の不調を抱えやすい時期でもあります。
そんな中、Mさんからお問い合わせがありました。今回は、喉周りの違和感を抱えて治りきらない症例をご紹介します。
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『日ごろから耳鼻咽喉科にはかかっていますが、喉(声帯周り)の腫れ(違和感)が2か月ほど引きません。
声の自覚症状はザラザラ感があります。眠りも浅くなって肩から背中にかけての凝りもセルフメンテナンスでは鼬ごっこです。よろしくお願いします。』
実際には軽い風邪もひいていたようで、喉のザラザラ感は風邪による喉の炎症が原因でした。
施術では、ボイス鍼灸で喉周りの炎症を抑えることを最優先におこない、後ろ首、横首から背中にかけてある深い凝りを緩めること、加えて肋骨回りの緊張をほぐすことで、息がしやすい状況になりました。
日ごろから発声練習はされているので、息の通りがよくなってくると声の通りもずっとよくなります。
喉の違和感がある場合はすべてが風邪とは言い切れませんが、声帯周りに炎症が残っている可能性があります。
声を出しづらい時に喉に負担をかけて発声することで首や背中ががちがちになります。
炎症を抑えること、深い凝りを取ること、これが声通りをよくすることにとても大切です。
ボイス鍼灸は、この二つを治療するのにとても効果を発揮します。
喉の違和感がなかなか治らない時は、お問い合わせください。
首や斜角筋を柔らかくするマッサージをうけたことがあるんですが、痛いし、すぐ戻ってしまうんです。で、鍼灸はいいかもと探してあんじゅに来ました。
うけた後は、いつもはっている背中や首のコリがとれるんです。そして、二日目ぐらいから声の出が違って出しやすくなって、マッサージとは違ってもつんですよね。
ライブ活動で歌っているYさんの感想です。
『すごく楽です~』
音楽活動をされているYさん、現在の状況で、配信による活動を頑張っているそうです。スタジオや会場とは環境が違うため、カラダへの負担が増えていたようです。
『音楽配信をしていると、どうしても首や肩が詰まってきてしまって…ここに来た後はすごく調子がよくて声も出しやすくて、姿勢も崩れにくくなって、それが他のところとは違って結構もつんです。また来ていいですか
「今度大きな舞台にださせていただくことが、決まったんです。がんばります!」 2015年8月
と聞いたのがこちらの舞台。 ←
学生時代からあんじゅのクライアントだった彼女。卒業公演の力を出し尽くした姿を思い出します。その後もずっと研鑽を重ねての今回舞台。
そして、この公演後にも、どうしても出たい舞台があるそうで、そのオーディション前に来院されました。
一歩いっぽ進んでいくためにも大切なのは、自分のカラダ。
声の伸びが足りない、カラダの伸びが足りない・・・そういうサインを見逃さず調整していくこと、それもプロになっていくためには重要です。
声のためのボイス鍼灸は、声だけでなくカラダ全体を診る施術。その土台はこのメソッドにあります。
本格的に鍼をやってくれるところはないかと探してここに来て、今までいろいろ助けてもらったけれど、まさかヘルペスが治るなんて思っていなくて、正直びっくりです。
仕事つまってきていろいろ不規則になるとこれが出てくるんだけど、自分としては薬とかで時間かけて治すしか他に手だてはないだろうと考えていたんです。
けっこうジクジクしてるから明日のイベントではメークさんにうまくカバーしてもらわなくちゃって思ってたのに、こんなに直ぐ収まるなんて本当にうれしいですよ~
ブレスが深くはいってる~力がぬけて背中が伸びる感じ、立ち方も楽です!!
この調子で本番に向かいたいです。
2012年
ずっと舞台・リハーサルが続いていて、息を抜く間もなかったです。
気がついたらすごく疲れていて、このままずっとやっていて大丈夫なのかって心配なってきて。。。
今は、リズムが出てきてすごく調子がいいです♪
2012年
「風邪を引いた後の放送で、声が出にくくなり焦りました…治療のおかげで中継を乗り切ることができました。
ありがとうございます。」
2010年
レッスン無事終わりました。
今の課題の歌曲について先生から「前と声の出し方とか支え肩が変わってきている」と良いヒントもらえました。治療の後は、いつもより上の音が楽だったです。ありがとうございます。
2011年