声帯炎とは、声帯並びに周囲の口腔粘膜に炎症症状が診られる状態です。ウィルスや細菌の感染で口腔や鼻腔内に炎症があると、鼻水や痰が喉に下りてきて、声帯にも影響が及び、声帯自体がむくんでしまう場合も少なくありません。
炎症の度合いにもよりますが、声帯のむくみや炎症が強いと声の出にも大きく影響します。
◆喉がぼわっとしている
◆喉になにかのっかっている
声帯炎になると、このような感じが出るのが特徴です。
声のつまりとは、単純な声の出しづらさだけではありません。喉の筋肉を緊張させて発声しつづけると首周りの筋肉が異常に堅くなり、逆に声量が細くなるケースがあります。そのため、更に喉を酷使して出そうとする。この繰り返しで声が出づらくなってしまうのです。
◆喉のふたが閉まって閉まったみたい
◆喉がひっくり返ってしまったみたい
◆声帯がくっついてしまった感じがする
声のつまりでは、このように感じるケースが特徴です。(右首の横の筋肉に強い緊張がある状態の写真です)
声帯自体に変性がおきて、結節(ポリープ)が出来てしまうと、二つの声帯がきちんと閉まらなくなってしまします。
声帯は、二つの筋膜が閉まったり開いたりすることで声がきちんとでる仕組みになっています。これが出来ないため声に変調がおきてしまいます。
声帯結節になるのは声のトラブルの最終段階。結節が固くなってしまったら元の声には戻らない危険もあります。
◆声が震える・ぶれる
◆声がとおらなくなった
声帯結節になると、このような感じが日常にでてきます。